債務整理の記録〜任意整理から個人再生へ〜

仮想通貨、FX、ギャンブルなど家族に内緒で借金して返せなくなった底辺の話です。

債務整理開始

自転車操業が正に火の車となり返済日に資金が用意できる目処が立たず、督促で家族バレを何としても避けたいことから、早急に自分への督促が来ないようにできる専門家へ正式に債務整理の依頼をしました。


任意整理か個人再生、あるいは自己破産


まず借金がチャラになるのいいけど家までは失いたくないので自己破産は却下


家は残して他の借入を減らすことができるなら個人再生かな…返済額が任意整理より減額されるし3年で終わるし


でも家族に内緒は絶対無理だろうな…


となると任意整理か…

債権者が和解に応じてくれれば元金のみの返済で期間は5年。でも元金だけといっても返せんのか?こんなに…


この時点で個人再生にするべきでした


家族に内緒を最優先してしまいました


相談した専門家の補助者?から相談料を請求されなかったので多分無資格者でしょう。なんか上から目線でイヤな感じでした。黙ってオレの言うこと聞いとけオラオラな感じで…


自分の収入や返済の詳細を話しているときに


「あーそれだけあるなら返せちゃうねー個人再生は裁判所が認めてくれないとダメだからさー」


おい、裁判所でもないのに貴様が判断すんなよ…

それにこっちは副業の収入だけで事を済ませたいんじゃ!


返済額は任意整理では明らかにキャパオーバーなので官報に載ってしまおうが、ブラックリストには間違いないので借金総額が減額されて月々の返済も軽くなる個人再生にしようかと思っていたところにこのオラオラが「まずはすぐに督促を止めなければならないので受任通知はこっちで出します。着手金を積み立てている間に方針を変えることはできるから」ゴリ押しされ結局家族にも内緒のままいける任意整理で依頼してしまいました。


後になってわかったことですが、自分の場合は借入先が多く、任意整理にかかる着手金と個人再生にかかる費用とでは任意整理の方が高かったんですよねー


このへんをよく聞いてから他を当たるべきでした


はっきり言ってこの事務所はなんか胡散臭い


このときの悪い予感は後々的中してしまうのです








多重債務の相談

内緒で借金をしている者にとって最も避けなければならないことは家族バレ


ですので借金の相談も家族に内緒で進めていました。今思えばもう借入もできなくなって弁護士や司法書士に相談する前に家族に打ち明けておくべきだったのではないかと思います。


誰に相談するかいろいろ考えてました


仕事の関係でよく知っていた弁護士や司法書士は何人かいましたが、仕事ではなく個人的な要件で相談へ行くことに抵抗がありました。


「あれ?底辺おっさんさん今日はどんな要件で?」


「いやー自分の借金の件なんですよー」


無理無理無理無理!

いくら守秘義務とはいえ、やはり地元は避けるべきかなと思いました。もしかしたら相談料は無料でやってくれたかもしれませんが、仕事上のつき合いと個人のお願いは分けるべきだと思い、全く関連のない専門家をネットで探すことにしました。


よく見る匿名で借金がどれくらいまで減るのかとかシュミレーションができるやつです。結局自分の電話番号を入れないと次に進めないんですけどね。

債務整理に手慣れている弁護士や司法書士が登録しているのでどこでもいいから自分がどうしていくのか方向性だけでも知りたかったのです。ネットや雑誌なのでこういったことはいくらでも調べることができるので、できれば前もって予備知識を入れておく方がいいと思います。


自分の場合、カードの枚数が多くて1社あたりいくらという着手金がかかることを考えると費用の高い弁護士より比較的安い司法書士の方がいいのかなというイメージでいました。しかし、1社だけ借入が150万のカードがあったので、ここが気になるポイントでした。


弁護士は費用が高い

司法書士は費用が安い。でも、1社で140万円を超える借入金を取り扱うことができない。


でも相談した司法書士は150万の件はその1社だけよく知っている弁護士に依頼するから全部受けてもらえるということでした。司法書士によっては1社で140万を超える借入があると依頼を断る場合もあるそうです。


とにかくネットで調べることができる限り調べておくべきでした。特に料金と評判。事務所によって全然違います。多重債務でお金がないといってもお金がないとことには債務整理ができません。


費用は分割可能(積立)にしてもらう


お金がないのでこれしか方法がなかったです。じゃあ分割だと費用が払い終わるまで延滞してしまうし、下手すれば給料差押えになってしまうではないか。そこで


すぐに受任通知を発送してもらう


とにかく借入先からの督促を避けたいわけですから、費用はこれからにしても先に自宅や勤務先に督促が来ないようにするのが先決です。この受任通知が借入先に届けば借入先は直接本人への督促ができなくなります。


今思えば当時はすぐにでも受任通知を発送してもらえるところを優先してしまったため、もっと料金のことや評判をよく比較しておけばよかったなと事務所選びを後悔しています。








借りれない、返せない

手持ちのカードはほぼ利用限度枠上限まで借りてしまい、自転車操業にも限界が訪れました。延命といっても今思えば何と無意味なことだったと後悔しています。新規借入がダメならダメ元で手持ちのカードを増枠できないかスマホからポチったりしていました。


当然否決ですよね


増枠といっても融資の申込ですから直近の汚れた個人信用情報を見られてしまえば見直しをかけられ、増枠どころか既存の枠を減らされ減債するまで借りれなくなってしまうリスクもあります。


もう何をやってもダメ


いわゆる「詰んだ」という状況に陥りました


そしてこの先どうすればいいかを考えたときに頭のおかしい自分の頭の中には     


内緒の借入を内緒のままやっつけたい


この後に及んでなんということを…

ネットで「多重債務」「内緒の借入」「借金返済」などいろいろ調べました。


結局のところ自分一人ではどうしようもないので弁護士や司法書士に相談するしかないという結論に達しました


ネットで調べていたときですが、副業や借入で検索してヒットするものの中には「こんなうまい話あるかよ」というようなものが多いです。それ、絶対にやっちゃダメです。必ず口コミなどで裏を取るようにしていたのですが、ほぼ詐欺とか闇金とかそういったものですから…