個人再生におけるリフォームローン
メインバンクの口座が凍結されたことで公共料金や保険の引落しができなくなり、督促の郵便物が届いたりしたことで遂に家族に内緒にしている借金があって更にそれを返済できなくなって専門家に手続きを依頼いるということをカミングアウトしなければならない状況に追い込まれました
それを決定づけるきっかけが
リフォームローンの督促
個人再生と自己破産の違いのひとつに持ち家を守るか手放すかという点があります。自分が個人再生の手続きに入った大きな要因は
住宅ローンは今まで通り払い続けてマイホームはそのままで他のカードローンやクレカは「払えません、ごめんなさい」ができることでした
今となっては家族に対してごめんなさいが先ではなかったのかと反省しております
最初に任意整理をしたときに住宅ローンが絡むメインバンクとこのリフォームローンについては不介入としてそのまま払い続けていましたが、個人再生の申立ての準備に入り全ての借金について専門家より受任通知を送らなければならなくなったことによりこの通知を受けた債権者が連帯保証人である家族へ督促の電話を入れやがったのです(普通に考えて当然です)
不在着信が見慣れない番号だったのでその番号をググってみたところ
「この番号は信販会社が支払が未納である顧客へ督促の電話をするときに使う番号だからすぐに折り返した方がいい」
と会社名だけでなくご丁寧な情報まで出てしまったのです
0120やググった番号からカード会社のコールセンターという程度なら「きっと何かのセールスだよ」とサラッと誤魔化せたのでしょうが、これではどうしようもありません
すぐにこの時も鬼太郎並みの妖怪アンテナがピンときて「受任通知が届いたから連帯保証人に直接かけてきやがった」ともう心拍数が上がる一方でそれはもう明らかに不審な態度だとバレました
それでも「よくわからないから後で聞いてみるよ」とかその場から逃げようとしましたけど
さて、その信販会社ですが、まあ誰でもカードは作らずとも何かを分割で買ったことがある方は誰でも一度は関わったことはあるくらいの大手です
「リフォームローンを利用している底辺おっさんという者ですが、私の連帯保証人にそちらから電話があったみたいだったのでどういうことだったか教えてほしいのですが...」
と電話してみると
「あなたと話すことはありません。これはうちと連帯保証人様のお話ですから」
とバッサリ
今までの人生でオレ的ランキングで債務整理を依頼している専門家に次ぐ第2位のク〇ヤローです
それでも話の折に「一般的にはどういうものなのですか?」と冷静に今後の支払について確認していくと
・住宅ローンやリフォームローンで有担保となっている住宅資金の借入については個人再生後もそのまま支払を継続する
・無担保のリフォームローンについては他のカードローンやクレカと同じように個人再生により減額の対象となる
・しかし底辺おっさんのリフォームローンについては家族を連帯保証人としており、専門家より個人再生の手続きに入るという受任通知を受けたので契約書にある通り連帯保証人に請求している
・よって底辺おっさんが借りているリフォームローンは無担保だけど個人再生で減額されることはなく、その後は連帯保証人が完済するまで支払をしなければならない
・底辺おっさん名義の通帳から引落して返済はできないので引落をするのであれば連帯保証人の口座からでしかできない
今後もリフォームローンの約定日に入金がなければ督促の電話はかかってくるし家族宛に督促状が届くとのことでしたので、ネットからこっそり連帯保証人の連絡先を自分の仕事用の携帯電話に変更しておきました
こういった見苦しい逃げてばかりの自分にこのままではいけないと家族へすべて打ち明ける決心をしたのですが、実際にカミングアウトをしたのはそこから2週間後くらいでした