トラブル発生のプロローグ
専門家の事務所での打ち合わせ後に追加で言われた書類のうち簡単に取れるものはすぐに郵送し、ちょっと時間がかかりそうな査定の件で不動産屋や中古車買取の業者を調べようとしていました
ちなみに銀行の取引照会は手数料がかかったけど1週間もかからず手元に届くので、通帳・印鑑・本人確認があれば昼休みにのちょっとの時間でもすぐ手続きできました
退職金証明書については昼間の本業では総務的なことにも携わっていたので自分の退職金は自分で計算して書類作成
そして
人がいない隙を見て勝手に社印を持ち出して押印
(まあバレることはないでしょう)
書類の提出が思いの外スムーズに進み、任意整理の支払が滞ったことで手元に少しだけお金をプールできたこともあって心にちょっとだけ余裕が出ました
でもそれは大きな油断でした
専門家の事務所で打ち合わせをしたときに①わざわざ言わなくても大丈夫だろうと話に出さなかったことと、②申立までの間に書類以外に何かやっておくべきことがあるか聞かなかったこと、これらのことは今でも後悔しています
①の知ってて言わなかったことは任意整理の際に不介入としていた債務のことでした。この債務についてはどうするのか?最初の相談のときにこのことは伝えてあるから向こうもわかっているはずだし、わざわざ言わなくても手続きをしてくれるだろうと思い込んでいたのです。
②の申立までにやっておくべきことは銀行口座の凍結対策でした。①の任意整理の際、給与振込になっていて住宅ローンやその他保険や光熱費などの引落にもなっているメインバンクのカードローンやクレカについてはなにかと面倒になるので任意整理はせずに通常通りの返済をしていたという経緯があり、この凍結対策をしていなかった(聞いていなかった)ことが大問題となるのでした。
簡単にいえば専門家(の補助者)とのコミュニケーション不足
高い報酬を払っているんだから親切丁寧にやってくれて当たり前だなんで思ってはいけません
結局借りたの自分、返せなくなったのも自分、そして手続きをしなければならないのも全て自分ということです